皮膚アレルギー検査

アトピー性皮膚炎や金属性皮膚炎が疑われる場合は皮膚アレルギー検査をしてアレルゲン(アレルギーの原因となる物質、食べ物など)を特定することが大切です。

アレルギーは皮膚疾患だけでなく、その他の体質による症状を引き起こし、重篤なことにもなる場合があります。 当院は金属アレルギー、食物アレルギー、ダニアレルギー等の検査を行っています。

金属アレルギーはネックレス、ピアス等の使用によってもトラブルとなります。 金属アレルギー検査は、背中に数種類の金属の試薬を2日間貼らして頂き、剥がしてから30分後及び1日後に反応をICDRG基準により判定します。 自分の体質をよく知ってからだにあった物を使用してください。

当院で行うアレルギー検査

■パッチテスト

当院では、歯科でよくつかわれる金属で、チタン、金、銀、プラチナ、亜鉛、クロム、ニッケル、コバルト及びパラジウム、インジウム、スズ、マンガン、アルミニウム、銅などの検査を行っております。 接触性皮膚炎、扁平苔癬、掌蹠膿疱症などではこれらの金属アレルギーとの関与が疑われることもあり、検査を行うこともあります。
【パッチテストは予約制になります。】

■view39

※アレルギーの原因は血液検査の結果を参考に、医師が総合的に判断します。
血液検査で陽性と判断されてもそれがアレルギーの原因ではないことがあります。特に食物系項目で実際に食べて症状が出なければ、その植物を避ける必要はありません。不要な除去を防ぐためにも、医師による正確な診断を受けましょう。

■ アレルギーで起こる病気
・ぜんそく/長引く咳
気道が狭くまり呼吸が妨げられゼーゼー・ヒューヒューという音を伴う呼吸障害や慢性的な咳が特徴です。進行すると、ちょっとした刺激でも発作が起きやすくなります。
・アトピー性皮膚炎
皮膚にかゆみをともなう湿疹がみられ、良くなったり悪くなったりを繰り返します。夏の汗や日差し、冬の乾燥など季節の影響を受けて症状が変化します。掻くことによって症状は悪化します。
・アレルギ性鼻炎/アレルギー性結膜炎
くしゃみ・鼻水・鼻づまり、目のかゆみ・充血などの症状を引き起こします。スギ花粉症に限らず、花粉症、ダニを主成分とするハウスダストによる通年性のものなど、原因アレルゲンにより症状が出る時季も様々です。近年では発症が低年齢化しています。
・食物アレルギー
食べ物が原因となって引き起こされるアレルギーです。主な症状として発疹・じんましんなどの皮膚症状、お腹が痛くなるなどの消化器症状、ゼーゼーするなどの呼吸器症状があります。
・PFAS(花粉・食物アレルギー症候群)
果物や野菜を食べた後に口・唇・喉などにイガイガ感やかゆみ、腫れがみられます。原因植物として、リンゴやキウイなどがあります。多くは花粉症に合併する植物アレルギーであり、原因植物と同時に花粉の回避も重要です。
アレルギー疾患において原因となりやすい項目を一度に調べることができます。
吸収系・その他
室内塵
ヤケヒョウダニ
ヤケヒョウダニ
ハウスダスト1
動物
ネコ皮屑、イヌ皮屑
ネコ皮屑、イヌ皮屑
昆虫
ガ
ガ、ゴキブリ
樹木
スギ
スギ、ヒノキ
ハンノキ(属)、シラカンバ(属)
イネ科植物
カモガヤ
カモガヤ、オオアワガエリ
雑草
ブタクサ
ブタクサ、ヨモギ
真菌
真菌
アルテルナリア(ススカビ)
アスペルギルス(コウジカビ)
カンジダ、マラセチア(属)
職業性 ラテックス
食物系
卵白
卵白、オボムコイド
牛乳
ミルク
ミルク
穀類
小麦
小麦、ソバ、米
甲殻類
エビ、カニ
エビ、カニ
豆類
大豆
大豆、ピーナッツ
肉類
牛肉、豚肉
鶏肉、牛肉、豚肉
魚類
サケ
マグロ、サケ、サバ
果物
キウイ、リンゴ、バナナ
キウイ、リンゴ、バナナ
その他
キウイ、リンゴ、バナナ
ゴマ
■アレルギー検査(アレナビ)

従来から実施しているView39(39項目)に加え、指先からの少量採血 (0.1mL)で45項目を調べられる新型検査も導入しています。
注射採血が苦手な方やお子様にも検査を受けていただける選択肢があり、特にナッツ類(ク ルミ・カシューナッツなど)アナフィラキシー対策にも有用です。

アレルギー検査・アレナビ45+1
アレルギー検査・アレナビ45+1