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ウイルス性イボ(尋常性疣贅)の治療
保険適用・当日治療開始
ウイルス性イボ(尋常性疣贅)は、ヒトパピローマウイルス(HPV)が皮膚の小さな傷から入り込んで生じるイボです。市販薬ではウイルスそのものを取り除くことができないため、表面が小さくなっても皮膚の奥にウイルスが残っていれば再び大きくなります。
当院では液体窒素による凍結療法を第一選択として、健康保険の適用で治療を行っています。再診時の費用は1回あたり約900円〜(3割負担)です。予約は不要で、初診当日から治療を開始できます。
- 開業20年以上・皮膚科専門医が視診で当日診断——「イボなのか魚の目なのか分からない」段階でご来院いただけます
- 保険適用の標準治療——凍結療法を再診時1回約900円〜で継続できます
- 初診当日から治療開始——予約不要。来院したその日に1回目の処置ができます
- 診断が難しい病変にも対応——ほくろ・皮膚腫瘍との鑑別が必要な場合は形成外科専門医が担当します
- 平日19時まで・土曜17時まで——駒沢大学駅直結で、仕事帰り・学校帰りに通院を続けやすい立地です
イボの種類
イボは原因によって大きく2つに分類されます。治療方針が異なるため、まず種類を見極めることが出発点になります。
- ①ウイルスによるもの(尋常性疣贅など。人にうつります)
- ②紫外線や加齢によるもの(脂漏性角化症・軟性線維腫。うつりません)
ウイルスによるもので代表的なのは、ヒト乳頭腫ウイルス(ヒトパピローマウイルス/HPV)によってできるイボです。HPVには多くの型があり、型によって症状やできる部位が異なります。これらのウイルスは主に傷口から侵入して皮膚に感染します。接触によって広がるため、イボを触ることでご自身の他の部位に増えたり、ご家族にうつったりすることがあります。
一方、紫外線や加齢によってできるイボは感染しません。長年の紫外線の影響、皮膚の老化、衣類の摩擦などが原因とされ、突然できるのではなく蓄積によって生じるのが特徴です。
ウイルス性のイボの種類と特徴
当院で治療の対象となる、ウイルス性イボの代表的な種類です。
| 名称 | 特徴 | できやすい部位 | 原因 |
|---|---|---|---|
| 尋常性疣贅 | 表面がざらざら/粟粒大〜大豆大/固く盛り上がった丘疹/肌色・白色・褐色 | 手指、足裏、爪の周辺。子どもに多い | HPV2型・27型・57型など |
| ミルメシア | ドーム型で噴火口のように盛り上がる/赤みと圧痛がある | 手のひら、足の裏 | HPV1型 |
| 青年性扁平疣贅 | 粟粒大〜米粒大/平たい丘疹/薄い褐色 | 顔面、手、背中、首 | HPV3型・10型など |
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)
子どもに多く見られるイボで、別名「石イボ」とも呼ばれます。手の指や足の裏に多く、痛みがないため自覚症状はほとんどありません。傷口から感染するため、皮膚をひっかきやすいアトピー性皮膚炎のお子さまに多く見られます。足裏にできるタイプは足底疣贅と呼びます。形状がタコやウオノメと似ていますが、表面の角質を削ると点状の出血が見られる点が異なります。ウイルスの潜伏期間は長く、3〜6か月ほどです。
ミルメシア
手のひらや足の裏にでき、赤みを帯びて押すと痛みがあるのが特徴です。見た目が水いぼに似ているため、鑑別が必要になります。
青年性扁平疣贅
若い女性にできやすく、顔面や手、背中、首などに多く見られます。平たく目立ちにくいため、シミやニキビ跡と間違われることがあります。顔にできる扁平疣贅は、汗管腫や脂腺増殖症などの良性腫瘍、老人性のイボとの鑑別が難しく、視診での見極めが重要です。
この部位のイボは性感染症が原因である可能性があり、パートナーの検査や他科との連携が必要になる場合があります。当院ではまず診察のうえ、適切な診療科をご案内します。
紫外線や加齢によるイボの種類と特徴
ウイルス性ではないイボにも、主に2つの種類があります。こちらは人にうつりません。
| 名称 | 特徴 | できやすい部位 | 原因 |
|---|---|---|---|
| 脂漏性角化症 (老人性イボ) |
表面が盛り上がる/ザラザラして硬い/直径数ミリ〜2、3センチ/褐色や黒色が多い | 顔、手、腕(日光にあたる箇所) | 長年の紫外線の影響 |
| 軟性線維腫 (スキンタッグ、首イボ) |
1〜3ミリ程度/米粒状の柔らかい突起/褐色や肌と同系色 | 首まわり、まぶた、脇の下、鼠径部 | 摩擦、加齢、紫外線など |
脂漏性角化症(老人性イボ)
加齢によるもので、長年の紫外線の影響や皮膚の老化によって生じます。シミと混ざって存在していることが多く、シミが発達して脂漏性角化症になることもあります。小さな盛り上がりやしこりになることもあります。
軟性線維腫(スキンタッグ、首イボ)
中年イボ、首イボとも呼ばれます。摩擦や加齢、長年の紫外線の影響などが原因で、首など皮膚の薄い部分にできやすい特徴があります。
紫外線や加齢によるイボの予防と、やってはいけない自己処置
- 糸で縛る・ハサミで切る——出血や細菌感染を起こし、傷あとが残ることがあります
- 表面をつぶす・削る・むしる——ウイルスが周囲に広がり、イボの数が増える原因になります
- 「小さくなった」と自己判断で通院をやめる——皮膚の奥にウイルスが残っていると再び大きくなります
- 市販薬を数か月使い続ける——ウイルスが排除されないまま範囲が広がることがあります
ウイルス性ではない、紫外線や加齢によるイボについては、日常の予防が意味を持ちます。
脂漏性角化症は、紫外線を浴び続けることでメラノサイトが活性化し、メラニンの生成が亢進すること、皮膚細胞中のたんぱく質が増えて角質が厚くなることが発症に関わると考えられています。日焼け対策で紫外線によるダメージを抑えることが予防につながります。
新陳代謝が正常であれば、沈着したメラニン色素や厚くなった角質はターンオーバーによって押し上げられ、垢として剥がれ落ちます。新陳代謝が低下するとこれらが排出されずに蓄積し、シミやイボにつながると考えられています。肌のターンオーバーを整えることも対策のひとつです。
ウイルス性疣贅の検査方法
ウイルス性イボは、視診でほとんど診断がつきます。特別な検査や事前準備は必要なく、ご来院いただいたその日に診断と治療開始が可能です。
タコやウオノメとの区別が必要な場合は、表面の角質を削って点状の出血の有無を確認します。ほくろや皮膚腫瘍との鑑別が必要な場合、確定診断のために病理組織検査(保険適用)を行うことがあります。
ウイルス性疣贅の治療方法(当院の治療方針)
保険適用の凍結療法が第一選択です
当院では液体窒素を用いた凍結療法を第一選択としています。日本皮膚科学会の診療ガイドラインで推奨度Aとされる標準治療で、健康保険が適用されます。処置そのものは数分で終わり、当日の入浴や通常の生活に制限はありません。
治療は1〜2週間に一度のペースで継続します。必要な期間は部位と大きさによって異なり、足裏のように角質が厚い部位は時間がかかる傾向があります。診察の際に、患者さんの状態に合わせた見通しをお伝えします。
ヨクイニン内服(補助的な位置づけ)
ヨクイニンはハトムギの種皮を除いた種子を用いた漢方薬です。免疫がつきにくい患者さんに対して、液体窒素と組み合わせて処方することがあります。効果が現れるまでに数か月以上かかるため、あくまで凍結療法を補う位置づけです。保険適用で処方できます。
治療に不安がある方へ
「痛みが怖い」という方
液体窒素は痛みを伴います。当院では患者さんの反応を見ながら、当てる強さと時間をその都度調整しています。「痛すぎた」「もう少し強くしてほしい」、どちらも遠慮なくお伝えください。
「子どもが怖がっている」という方
お子さまには処置の前に何をするか説明し、保護者の方と一緒に進めます。痛みの大半は処置中と直後の数時間に限られます。
「何度も通えるか不安」という方
平日19時まで・土曜17時まで診療しており、駒沢大学駅直結のため仕事帰りにも立ち寄れます。通院のペースはご都合に合わせて相談できます。
初診からイボが消えるまでの流れ
駒沢大学駅東口から直通エレベーターで3階へ。保険証をお持ちください。待ち時間の目安は受付時にお伝えします。
医師が視診でイボの種類と状態を確認します。魚の目との区別が必要な場合は角質を削って確認します。当日中に診断がつきます。
初診当日に1回目の処置ができます。処置は数分で終わり、そのままご帰宅・入浴が可能です。
週1回程度のペースが最も効率的です。経過を確認しながら処置の強さを調整して継続します。治癒の判断は医師が行います。
イボが消えたあとも1〜2か月は経過を確認します。再発のサインがあれば早めにご来院ください。
費用・保険適用について
ウイルス性イボの凍結療法には健康保険が適用されます。以下は3割負担の場合の目安です。
| 診療内容 | 費用の目安(3割負担) |
|---|---|
| 初診料 | 約870円 |
| 液体窒素凍結術(処置料) | 約630円〜 |
| 再診時の1回あたり合計(目安) | 約900円〜 |
※記載の金額は目安です。処方薬の有無、処置範囲、加算の有無により変動します。1割・2割負担の方はさらに低くなります。※診療報酬改定により変更となる場合があります。最新の費用は診察時にご確認ください。
- 尋常性疣贅(手・指・足裏など)
- 足底疣贅(足の裏のイボ)
- 青年性扁平疣贅(顔・手の甲・首)
- 脂漏性角化症(老人性いぼ)
- 軟性線維腫(首イボ・スキンタッグ)
皮膚科専門医の診断と形成外科専門医による執刀体制
皮膚科専門医(院長・医学博士)が診断と治療方針の判断を行い、手術が必要な場合は形成外科専門医が執刀する——大学病院と同様の役割分担を、駅直結のクリニックで受けられる体制です。
イボの診療では、ほくろや皮膚腫瘍との鑑別が必要な病変、爪の周囲など繊細な部位、外科的な処置を検討する病変において、この体制が働きます。
- 埼玉医科大学国際医療センター 形成外科 診療部長 教授
- 日本形成外科学会認定 形成外科専門医
- 日本形成外科学会 再建・マイクロサージャリー分野 指導医
- がん・感染症センター都立駒込病院 形成再建外科 部長
- 日本形成外科学会認定 形成外科専門医
- 日本形成外科学会 皮膚腫瘍外科分野 指導医
- 日本形成外科学会 再建・マイクロサージャリー分野 指導医
放置するほど、通院回数は増えます
まず1回、来てください。当日診断・当日治療開始。
「これはイボ?」「魚の目かも?」という段階でも大丈夫です。種類が分からないまま受診していただいて構いません。
03-3413-6600 公式LINE土 9:30〜12:00 / 14:00〜17:00
木・日・祝 休診
〒154-0011 東京都世田谷区上馬3-18-11 エルフレア駒沢3F
※予約不要で直接ご来院いただけます。混雑状況や診察内容・皮膚の状態により、当日の処置が難しい場合があります(診察のみも可能です)。
イボについて詳しく知りたい方へ
治療後の経過、種類の見分け方、魚の目との違いについては、皮膚科専門医監修のコラムで詳しく解説しています。
よくある質問
医療法人社団 誠清会 理事長
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
- 山梨医科大学医学部(現・山梨大学医学部)卒業 / 同大学皮膚科入局
- 同附属病院 救急科麻酔部にて全身管理を習得(研修医時代)
- がん研究会がん研究所 生化学部 国内留学(皮膚がん発生メカニズム研究)
- スウェーデン・ルードヴィック癌研究所 留学(国際共同研究)
- 山梨医科大学附属病院 皮膚科 医局長 歴任
- 2003年 駒沢皮膚科クリニック 開業(開業20年以上)
皮膚がん・アトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・掌蹠膿疱症・ニキビ・ニキビ跡・アレルギー性皮膚疾患・美容皮膚科
- 医学博士
- 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
- 日本皮膚科学会 会員
- 日本臨床皮膚科学会 会員
- 日本アレルギー学会 会員
- 日本美容皮膚科学会 会員
- PDGF(血小板由来増殖因子)のシグナル伝達に関する研究にて文部科学省科学研究費を取得
- 隆起性皮膚線維肉腫(DFSP)におけるPDGFのシグナル伝達機構および癌化調節機構の研究にて、日本皮膚科学会基礎医学研究費(資生堂寄付)を授与
「市販薬を数か月試したけれど小さくならない」「放っておいたら数が増えてきた」——ウイルス性イボでお困りの患者さんが、毎日のように来院されます。イボは放置するほど数が増え、大きくなるほど必要な処置の回数も増えます。ご家族にうつることもあります。凍結療法は痛みを伴う治療ですが、通院を続けられるかどうかが結果を左右します。当院では患者さんの反応を見ながら、当てる強さと時間を毎回調整しています。「痛みに耐えられるか不安」「どのくらい通うことになるのか分からない」という方も、まずお気軽にご来院ください。
ご来院・アクセス
予約不要・当日治療開始・保険適用
イボは放置すると増えます。気になった時点でのご来院が、少ない通院回数につながります。
03-3413-6600 公式LINE土 9:30〜12:00 / 14:00〜17:00
木・日・祝 休診
〒154-0011 東京都世田谷区上馬3-18-11 エルフレア駒沢3F
※予約不要で直接ご来院いただけます。混雑状況や診察内容・皮膚の状態により、当日の処置が難しい場合があります(診察のみも可能です)。






【美容施術時間】
▲=土曜午後/14:00〜17:00
