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Qスイッチルビーレーザー
シミ・そばかす・あざの治療
「シミをピンポイントで取りたい」「何回で薄くなる?」「失敗や白抜けが心配」——波長694nmのQスイッチルビーレーザーによるシミ治療の効果・経過・料金・リスクを、皮膚科専門医が診断の視点から解説します。
※診察・ご相談は予約不要で直接ご来院いただけます。照射は肌の状態・診察内容・混雑状況により、当日または後日のご案内となります(診察・ご相談のみも可能です)。
診察で確認すること
- レーザーが適しているシミかどうか
- 肝斑・ほくろ・脂漏性角化症などが混在していないか
- おおよその料金と必要回数の目安
- 当日照射できるか、後日照射がよいか
Qスイッチルビーレーザーとは
Qスイッチルビーレーザーとは、ルビーを発振媒質に用いた波長694nmのレーザーです。この波長はメラニン色素への吸収率が高く、シミ・あざなどのメラニン性色素疾患の治療に適しています。「Qスイッチ」とはナノ秒単位(10億分の1秒)の極めて短い時間で高出力のレーザーを照射する仕組みのことで、周囲の正常な組織への熱の影響を抑えながら、メラニンを含む細胞を選択的に標的にできます。
照射後はシミの部分がかさぶたとなり、それが自然に剥がれ落ちる過程でシミの改善が期待できます。皮膚の浅い部分にある境界のはっきりしたシミに対して、1〜数回の治療で改善が期待できる場合が多い治療です。当院ではQスイッチルビーレーザー「Nanostar R」を使用し、皮膚科専門医が診断のうえで治療を行っています。
- 境界のはっきりした濃いシミをピンポイントで取りたい
- そばかすが鼻・頬に散らばっているのが気になる
- 市販の美白化粧品では変化を感じられなかった
- 何回かかるのか・いくらかかるのかを先に知りたい
- 失敗や白抜けが心配で一歩踏み出せない
症例紹介
当院で実際にQスイッチルビーレーザー治療を行った症例です。シミの大きさ・深さによって反応や回数は異なり、効果には個人差があります。掲載症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

施術内容:メラニン色素に反応するレーザーを照射し、シミの色素を破壊する治療
回数・費用:1回/複数箇所まとめて・88,000円(税込・自費診療)。費用はシミの大きさ・個数・範囲により異なります
主なリスク・副作用:照射直後の茶褐色化・内出血、1〜2週間でかさぶたが剥がれ約1ヶ月後に周囲の皮膚となじむ、炎症後色素沈着(一時的にシミより濃く見える)。効果には個人差があります

施術内容:メラニン色素に反応するレーザーを照射し、シミの色素を破壊する治療
回数・費用:1回/大きさ約20mm・20,000円(税込・自費診療)
主なリスク・副作用:照射直後の茶褐色化・内出血、1〜2週間でかさぶたが剥がれ約1ヶ月後に周囲の皮膚となじむ、炎症後色素沈着(一時的にシミより濃く見える)。効果には個人差があります

施術内容:メラニン色素に反応するレーザーを照射し、シミの色素を破壊する治療
回数・費用:1回/大きさ約10mm・10,000円(税込・自費診療)
主なリスク・副作用:照射直後の茶褐色化・内出血、1〜2週間でかさぶたが剥がれ約1ヶ月後に周囲の皮膚となじむ、炎症後色素沈着。効果には個人差があります
※掲載の症例写真は治療効果を保証するものではありません。効果・経過には個人差があります。掲載には患者さんの同意を得ています。
料金・回数の目安
当院のQスイッチルビーレーザーは、シミの大きさ1mmあたり1,000円(税込)のわかりやすい料金設定です。シミの直径に応じて料金が決まります。料金は診察時にシミの大きさを測定し、お見積もりとしてお伝えします。
| シミの大きさ | 料金(税込) | 回数の目安 |
|---|---|---|
| 基本料金 | 1mmあたり 1,000円 | 1〜3回 |
| 例:直径5mmのシミ | 5,000円 | 1〜3回 |
| 例:直径10mm(1cm)のシミ | 10,000円 | 1〜3回 |
| 例:直径20mm(2cm)のシミ | 20,000円 | 1〜3回 |
※Qスイッチルビーレーザーによるシミ・そばかすの治療は自費診療(保険適用外)です。※料金はシミの大きさ(直径)に応じて1mmあたり1,000円で算定する目安であり、範囲・状態により異なる場合があります。※回数はシミの種類・大きさ・深さにより異なり、効果・経過には個人差があります。※太田母斑・扁平母斑などのあざは、診断・条件により保険適用となる場合があります。保険適用の可否は診察時に医師が判断します。※料金は変更となる場合があります。最新の料金は診察時にご確認ください。
当院のQスイッチルビーレーザーの特徴
皮膚科専門医が照射前に診断
シミの種類を見極めてから照射します。肝斑への誤照射は悪化につながるため、診断を治療の起点にしています。
1mmあたり1,000円の明朗料金
シミの直径で料金が決まるシンプルな設定です。診察時にお見積もりをお伝えします。
駒沢大学駅直結・予約不要
受付時間内に直接ご来院いただけます。診察・ご相談のみのご来院も可能です。
形成外科専門医と連携
ほくろ・皮膚腫瘍との鑑別が必要な場合も、形成外科専門医(去川俊二医師)と連携して対応します。
適応するシミ・あざの種類
Qスイッチルビーレーザーは、以下のようなメラニン性の色素疾患に用いられます。シミの種類によって反応や回数が異なります。なお、肝斑には照射しません(悪化のリスクがあるため。詳しくは後述します)。
- 老人性色素斑(日光性黒子)——最も多いシミ。境界がくっきりした茶〜黒色。比較的少ない回数での改善が期待できます
- 雀卵斑(そばかす)——鼻・頬に散在する小さな茶色の斑点
- 扁平母斑(茶あざ)——生まれつき・後天性の平坦な茶色のあざ。再発しやすく複数回を要することがあります
- 太田母斑・ADM——青みがかった灰褐色の真皮のあざ。複数回の治療が必要です
フォトフェイシャル・ピコレーザーとの違い
フォトフェイシャル(光治療)との違い
フォトフェイシャルが顔全体に光を当てて「広範囲のくすみ・色むら・肝斑」を少しずつ整える治療であるのに対し、Qスイッチルビーレーザーは「くっきりした濃いシミを1個ずつピンポイントで」狙う治療です。どちらが向くかはシミのタイプによって異なります。
ピコレーザーとの違い
「ピコレーザーとどちらがいいの?」というご質問もよくいただきます。ピコレーザーは照射時間がさらに短い(ピコ秒=1兆分の1秒単位)レーザーで、色素を細かく砕く特徴があります。一方、当院が用いるQスイッチルビーレーザー(波長694nm)は、メラニン色素への吸収率が高く、シミ治療としての歴史が長く効果が確立されているのが強みです。
どちらが一方的に優れているということではなく、機器の種類よりも「そのシミにしっかり色素を反応させられるか」が重要です。694nmという波長はメラニンによく吸収され、かつ皮膚にある程度深く届くため、境界のはっきりしたシミに対して狙った反応を得やすい治療です。当院では皮膚科専門医がシミのタイプを診断したうえで治療を行います。
失敗・白抜け・色素沈着のリスクと対策
「Qスイッチルビーレーザーは失敗するの?」「白抜けが心配」——こうした不安で受診される方も多くいます。リスクを正直にお伝えします。
起こりうる主なリスク
- 炎症後色素沈着(PIH)——最も多い反応。一時的にシミが濃くなったように見えますが、多くは数ヶ月で落ち着きます。遮光・美白剤で対策します
- 白抜け(色素脱失)——照射部位の色が抜けて白く見える状態。出力が強すぎる・繰り返し照射などで起こりやすいため、肌質・部位・シミの種類に応じて出力を調整し、リスク低減に努めます
- 再発・残存——シミの種類によっては1回で取り切れず、複数回が必要なこと、再発することがあります
- 肝斑の悪化——肝斑にQスイッチを照射すると悪化します。だからこそ照射前の診断が重要です
当院がリスクを抑えるために行っていること
- 照射前に皮膚科専門医が診断——肝斑の合併・シミの種類を見極めてから照射するか判断します
- シミのタイプに応じた出力設定——白抜けのリスクを減らすため、肌質・部位・シミの種類に合わせて調整します
- アフターケアの指導——色素沈着を防ぐ遮光・美白剤の使い方を具体的にご案内します
「とりあえずレーザーを当てる」のではなく、診断にもとづいて治療を選ぶことが、リスクを減らすうえで大切です。
治療の流れ
診察・診断(予約不要)
皮膚科専門医がシミの種類・深さ・肝斑の有無を確認します。レーザーが適応かどうか、何回くらい必要かをご説明します。
照射
対象のシミにレーザーを照射します。輪ゴムで弾かれるような痛みが一瞬あります。1個あたり数分で終わります。照射部位は白っぽくなります。
テープ保護・帰宅
照射部位を保護テープで覆います。当日はそのまま帰宅できます。治療当日は患部を濡らさないようにし、翌日からシャワー・洗顔が可能です。
かさぶた形成〜脱落(1〜2週間)
照射部位がかさぶたになり、1〜2週間で自然に剥がれます。無理に剥がすと跡が残るため、自然に取れるのを待ちます。
アフターケア・経過観察
照射1週間後に来院いただき皮膚の状態を確認します。2〜4週後に色素沈着を認めた場合はハイドロキノン・ビタミンC等の外用を開始します。紫外線対策と美白剤で炎症後色素沈着を予防し、必要に応じて追加照射を検討します。
ダウンタイム・経過(かさぶた)
Qスイッチルビーレーザーは「かさぶたができる」タイプの治療です。経過の目安は、照射直後 → かさぶた形成 → 脱落(1〜2週間) → 炎症後色素沈着(1ヶ月前後) → 色調が落ち着く(3〜6ヶ月)という流れです。各段階の詳しい状態は下表をご覧ください。経過には個人差があります。
| 照射直後 | 患部が白っぽくなり、その後茶褐色に。内出血を伴うこともあります |
|---|---|
| 数日〜1週間 | かさぶた(痂皮)が形成されます。テープで保護します |
| 1〜2週間 | かさぶたが自然に剥がれ落ちます(無理に剥がさない) |
| 1ヶ月前後 | 炎症後色素沈着が出ることがあります(もとのシミより一時的に濃く見える状態) |
| 3〜6ヶ月 | 色調が落ち着き、周囲の肌になじんできます。効果には個人差があります |
テープ保護中の生活(メイク・洗顔・貼り替え)
照射後はかさぶたを保護するためのテープを貼ります。「この期間、普段どおり生活できるの?」という不安にお答えします。
- テープの上からメイクはできる?
- テープの上からのファンデーション等のメイクは可能です。テープは肌色に近いものを使用するため、目立ちにくくなります。ただし、テープを剥がして患部に直接メイクをすることは、かさぶたが取れる原因になるため避けてください。
- 洗顔・入浴はできる?
- 治療当日は患部を濡らさないようにし、翌日からはシャワー・洗顔が可能です。テープは貼ったまま濡れても問題ありませんが、ゴシゴシこすらず押さえるように優しく扱ってください。入浴・洗顔のあとに、1日1回新しいテープへ貼り替えていただきます。
- テープは自分で貼り替えるの?
- はい。当院では、ご自身で1日1回テープを貼り替えていただきます。入浴・洗顔のあとに患部を清潔にしてから、新しいテープに貼り替えてください。具体的な貼り替え方は受診時にご説明します。これをかさぶたが自然に取れるまで(おおむね1〜2週間)続けます。
- テープはいつまで貼るの?
- テープによる保護は、おおむね1〜2週間、かさぶたが取れるまで続けます(その間は1日1回貼り替え)。かさぶた自体は無理に剥がすと跡が残るリスクがあるため、自然に取れるのを待つことが大切です。
Qスイッチルビーレーザーを受けられない方
以下に該当する方は、治療を受けられない場合があります。診察時に既往歴・服用中の薬などを必ずお伝えください。
- 肝斑への照射を希望される方
- 眼球近辺の照射を希望される方
- 照射部位に金の糸を入れている方
- リウマチや膠原病の方、金製剤の服用歴がある方
- 心疾患がある方
- 照射部位に皮膚疾患がある方
- アレルギー体質やアトピー性皮膚炎の方
- 妊娠中・授乳中の方
- 抗凝固剤(ワーファリン・バイアスピリン等)服用中の方
- 出血傾向・出血性疾患がある方
- 悪性腫瘍がある方、またはその疑いがある方
- 日焼けをしている方、または治療後に日焼け予定の方
- その他、医師が不適当と認めた方
肝斑には使えません
Qスイッチルビーレーザーは多くのシミに有効ですが、肝斑(かんぱん)には使用しません。肝斑にQスイッチレーザーを照射すると、かえって色素沈着が悪化することがあるためです。
左右対称・境界がぼんやり・頬骨あたりにモヤがかかったような茶色み——こうした肝斑が疑われる場合は、フォトフェイシャルM22やトラネキサム酸の内服・外用が選択肢になります。当院では診断のうえで適切な治療をご提案します。
シミの種類と治療の選び方を詳しく → シミ取りレーザーの種類・選び方コラム
保険適用のシミ・あざ・肝斑内服について → シミ・肝斑・あざ(保険診療)
施術の概要とリスク
| 所要時間 | 1個あたり数分程度(照射範囲により異なります) |
|---|---|
| 推奨回数 | 老人性色素斑・そばかすは1〜3回程度が目安。扁平母斑・太田母斑・ADMなどのあざは複数回を要します。シミの種類・深さにより個人差があります |
| ダウンタイム | かさぶたが1〜2週間(テープ保護・1日1回貼り替え)。その後1ヶ月前後で炎症後色素沈着が出ることがあり、多くは数ヶ月で落ち着きます |
| 副作用・リスク | 炎症後色素沈着(PIH)・白抜け(色素脱失)・シミの残存や再発・肝斑の悪化。当院では照射前の専門医診断と肌質・部位に応じた出力管理、遮光・美白剤によるアフターケアでリスク低減に努めています |
| 注意事項 | 日焼け直後・治療後に日焼け予定の方は照射できません。妊娠中・授乳中の方は受けられません。照射後は遮光(紫外線対策)を徹底してください |
よくある質問
医療法人社団 誠清会 理事長
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
- 山梨医科大学医学部(現・山梨大学医学部)卒業 / 同大学皮膚科入局
- 同附属病院 救急科麻酔部にて全身管理を習得(研修医時代)
- がん研究会がん研究所 生化学部 国内留学(皮膚がん発生メカニズム研究)
- スウェーデン・ルードヴィック癌研究所 留学(国際共同研究)
- 山梨医科大学附属病院 皮膚科 医局長 歴任
- 2003年 駒沢皮膚科クリニック 開業(開業20年以上)
皮膚がん・アトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・掌蹠膿疱症・ニキビ・ニキビ跡・アレルギー性皮膚疾患・美容皮膚科
- 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
- 日本皮膚学会 会員
- 日本臨床皮膚科学会 会員
- 日本アレルギー学会 会員
- 日本美容皮膚科学会 会員
- がん研究会がん研究所 生化学部 国内留学(皮膚がん発生メカニズム研究)
- スウェーデン・ルードヴィック癌研究所 留学(国際共同研究)
- 平成13〜14年度 文部科学省科学研究費助成(研究代表)
- 研究テーマ:血小板由来成長因子(PDGF)のシグナル伝達機構および癌化調節機構の検討
Qスイッチルビーレーザーは、適切なシミに使えば非常に有用な治療ですが、肝斑に誤って照射すると悪化させてしまうなど、診断を誤ると逆効果になり得る治療でもあります。「シミを取りたい」というご希望の前に、まず「そのシミが何のタイプか」を見極めることが何より大切です。当院では皮膚科専門医として診断したうえで、レーザーが適切か、フォトフェイシャルや内服が適切かをご提案しています。失敗や白抜けが心配な方も、まずはご相談ください。
ご予約・ご相談
Qスイッチルビーレーザーが適しているかどうかも含めて、皮膚科専門医が診察でご提案します。「このシミはレーザーで取れる?」「肝斑かもしれない」という段階でもご相談ください。診察・ご相談は予約不要、受付時間内にお越しください。
TEL03-3413-6600 公式LINEはこちら〒154-0011 東京都世田谷区上馬3-18-11 エルフレア駒沢3F(駒沢大学駅直結)






【美容施術時間】
▲=土曜午後/14:00〜17:00











