粉瘤(アテローマ)とは|初期症状・ニキビや脂肪腫との見分け方を皮膚科専門医が解説

駒沢皮膚科クリニック|医療コラム

粉瘤(アテローマ)とは|初期症状・ニキビや脂肪腫との見分け方を皮膚科専門医が解説

皮膚科専門医 監修保険診療対応公開:2026年5月28日|最終更新:2026年7月9日
駒沢皮膚科クリニック院長 清水顕医師
監修:清水 顕(日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医)医療法人社団 誠清会 駒沢皮膚科クリニック 院長
一般皮膚科・美容皮膚科・アレルギー科

「ニキビだと思っていたら少しずつ大きくなってきた」「背中や耳の後ろに硬いしこりがある」「押すと臭い」——粉瘤(アテローマ)でお悩みの方が多く来院されます。

粉瘤は自然に治ることがない良性の皮膚腫瘍です。ニキビや脂肪腫と間違えやすく、「そのうち消えるだろう」と様子を見ているうちに大きくなってしまうケースが少なくありません。このページでは粉瘤の初期症状・ニキビや脂肪腫との見分け方・臭いの原因・できやすい人の特徴を皮膚科専門医が詳しく解説します。

📌 このページでわかること
  • 粉瘤(アテローマ)とは何か・できる仕組み
  • 初期症状——しこりに気づいたときのチェックポイント
  • ニキビ・脂肪腫・おでき・石灰化上皮腫との見分け方
  • 粉瘤が臭い理由と内容物の正体
  • 原因・できやすい人・できやすい部位
  • 潰すのがNGな理由・「黒い石が取れた」の正体
  • 何科に行くべきか・根本治療の方法

粉瘤(アテローマ)とは?仕組みを解説

粉瘤の正式名称は「表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)」または「アテローマ」。皮膚の下に袋状の構造物(嚢腫)ができ、その中に角質(垢)を中心とした老廃物が蓄積していく良性の皮膚腫瘍です。皮膚にできる良性のできものの中で最も頻度が高いもののひとつで、年齢・性別を問わず誰にでもできます。

粉瘤ができる仕組み
① 袋(嚢腫)の形成
毛穴や皮膚の小さな傷から表皮の細胞が皮膚の内部に入り込み、袋状の構造を形成します。
② 老廃物の蓄積
袋の内側の細胞が角質(垢)を産生し続け、袋の中に蓄積します。これが粉瘤の「中身」です。
③ 徐々に大きくなる
袋が消えない限り中身は増え続け、粉瘤は少しずつ大きくなります。自然に消えることはありません。
⚠️ 良性のことがほとんどですが、一度は診断を:がんに変化することは非常にまれです。小さく無症状であれば経過観察となることもありますが、袋が残る限り自然には消えず、大きくなるほど手術が必要になった際の傷も大きくなります。増大・痛み・赤み・臭いが出てきた場合は早めに皮膚科でご確認ください。

粉瘤の初期症状|しこりに気づいたら

初期の粉瘤はどんな状態か

粉瘤の初期は、皮膚の下に数mm程度の硬いしこりとして触れる状態から始まります。表面の見た目にはほとんど変化がないため、洗顔や入浴のときに指先で偶然気づく方が多いです。

初期症状のチェックポイント
  • 皮膚の下に丸く硬いしこりを触れる(数mm〜1cm程度)
  • 痛み・かゆみはない(細菌感染がなければ無症状)
  • つまむと皮膚と一緒に動く(皮膚に癒着している)
  • 中央に小さな黒い点(開口部)が見えることがある——ただし見えない粉瘤もあります
  • 数週間〜数ヶ月かけて少しずつ大きくなる(急に小さくなることはない)

初期の粉瘤とニキビの経過の違い

初期の粉瘤が最も間違えられやすいのがニキビです。決定的な違いは時間の経過にあります。ニキビは毛穴の炎症なので、数日〜2週間程度で赤くなったり膿んだり治ったりと変化します。一方、粉瘤は袋という「構造物」なので、同じ場所に居座ったまま、月単位でゆっくり大きくなります

💡 小さいうちに受診するメリット
  • 粉瘤かどうかの診断がつく——脂肪腫やニキビなど紛らわしいできものと区別できます
  • 経過観察か手術か、方針を決められる——小さく無症状なら経過観察という選択肢もあります
  • 手術する場合も傷が小さくて済む——切開範囲は粉瘤の大きさに比例します。赤く腫れて痛む前なら、都合のよい日程で計画できます

ニキビ・脂肪腫・おでき(毛嚢炎)との見分け方

粉瘤は他の「しこり・できもの」と間違えやすい疾患です。それぞれの特徴を比較します。

疾患名特徴粉瘤との違い
ニキビ(毛嚢炎)毛穴の炎症。赤み・膿粉瘤より浅い。数日〜2週間で変化する。袋の構造がない
おでき(せつ)毛穴の細菌感染。最初から赤く痛い発症時から痛み・赤みがある。抗菌薬治療で軽快する
脂肪腫柔らかいしこり・痛みなし黒い点がない。皮膚より深い位置で、皮膚と一緒に動かない。臭いもない
リンパ節の腫れ首・脇の下・足の付け根にできる皮膚表面に変化が出ない。感染や体調により大きさが変わる
石灰化上皮腫石のように硬いしこり骨のような硬さが特徴。子どもや若い人の顔・腕に多い

触った感触での見分け方

粉瘤は弾力のある硬さで、皮膚をつまむとしこりが皮膚と一緒に動くのが特徴です。脂肪腫はゴムのように柔らかく、皮膚の下でしこりだけが動きます。石灰化上皮腫は石を触っているような硬さがあります。

中央の黒い点は粉瘤を見分ける重要な手がかりですが、脇や首すじなどにできた粉瘤では見えないことも珍しくありません。感触や経過だけでの自己判断には限界があるため、迷ったら皮膚科で視診・触診による診断を受けてください。必要に応じて、摘出した組織の病理検査で確定診断を行います。当院では診断のみのご来院も歓迎しています。

粉瘤以外との鑑別が必要なサイン
  • 急に大きくなってきた
  • 出血する・表面がただれている
  • 石のように硬く、皮膚の下で動かない
  • 形がいびつで左右非対称

これらに当てはまる場合は、粉瘤以外の皮膚腫瘍との鑑別が必要です。自己判断せず早めに受診してください。

粉瘤が臭い理由|押すと出る白い内容物の正体

「しこりを押すと臭い」「潰れたときにチーズのような臭いがした」——この独特の臭いは粉瘤を強く疑うサインです。

粉瘤の内容物は、袋の中にたまり続けた角質(垢)を中心とした老廃物です。これが皮膚の常在菌によって分解されることで、酸っぱいような、チーズや納豆にたとえられる強い臭いを発します。脂肪腫やリンパ節の腫れでは臭いは生じないため、臭いの有無は見分け方のポイントにもなります。

⚠️ 臭い対策として押し出すのは逆効果です:内容物を押し出しても袋は残るため、また同じようにたまります。押した刺激で袋が傷つくと細菌感染から急な腫れ・痛みにつながるため、気になっても触らずに受診してください。

原因・できやすい人・できやすい部位

粉瘤ができる原因

粉瘤の発生メカニズムは完全には解明されていませんが、以下の要因が関係していると考えられています。

  • 毛穴の詰まり・拡張——毛穴が詰まって表皮の細胞が内部に入り込む
  • 外傷・刺し傷——小さな傷から表皮の細胞が皮膚の内部に迷入する
  • ウイルス感染——手のひら・足の裏の粉瘤ではHPV(ヒトパピローマウイルス)との関連が報告されている
  • 遺伝的要因——多発する粉瘤はまれに遺伝性疾患(ガードナー症候群など)との関連が疑われる

粉瘤ができやすい人の特徴

粉瘤は体質による影響が大きいできものです。以下に当てはまる方はできやすい傾向があります。

  • ニキビができやすい・過去にニキビが多かった——毛穴の詰まりやニキビ跡が袋形成のきっかけになることがあります
  • ニキビや皮脂の詰まりを押し出す癖がある——皮膚への刺激・小さな傷が発生要因になり得ます
  • 皮膚に傷を負ったことがある部位——外傷後にできる粉瘤があります
  • 繰り返し・複数の粉瘤ができる体質の方——一度できた方は別の場所にもできやすい傾向があります

「不潔にしているから粉瘤ができる」というのは誤解です。粉瘤は体質的な要因が大きく、どれだけ清潔にしていてもできる方にはできます。ご自身を責める必要はありません。

できやすい部位

顔・頬・額
耳の後ろ・耳たぶ
首・うなじ
背中・肩
頭皮
お尻・足の付け根
胸・脇の下
陰部周辺
手のひら・足の裏

※手のひら・足の裏の粉瘤は外傷やウイルスが関係することがあります。

潰すのがNGな理由|「黒い石が取れた」は治っていない

なぜ自然治癒しないのか

粉瘤が自然に消えないのは、袋(嚢腫壁)が皮膚の下に残り続けるからです。中身が外に出ても袋自体はなくならず、袋の内側の細胞がまた老廃物を作り始めます。袋ごと取り除かない限り、何度でも元に戻ります。

自分で潰すと何が起きるか

  • 細菌感染から急な腫れ・痛みにつながる——外部から細菌が入り込み、赤く腫れて激しく痛む状態になるリスクが高まります
  • 袋が残るので再発する——内容物を出しても根本的な解決になりません
  • 袋が破裂して内容物が周囲に広がる——皮膚の下の組織に漏れ出すと強い炎症を引き起こします
  • 手術の難易度が上がる——炎症の後は袋と周囲の組織が癒着し、きれいに摘出しにくくなり傷跡も残りやすくなります

「黒い石が取れた」——その正体と対処

「粉瘤を押したら黒い石のようなものが取れた」という相談をよく受けます。この黒い石の正体は、酸化して固まった内容物(角栓状のかたまり)です。開口部から押し出されたもので、腫瘍の「本体」ではありません。

⚠️ 黒い石が取れても治ったことにはなりません:本体である袋は皮膚の下に残っています。数週間〜数ヶ月後にまた膨らんでくることがほとんどです。むしろ押し出した刺激が感染のきっかけになるため、この段階での受診をお勧めします。

何科に行くべきか|粉瘤の根本治療は摘出手術

粉瘤は何科?——皮膚科が第一選択

皮膚科(一般的な粉瘤)
粉瘤の診断・摘出手術の多くは皮膚科で対応できます。当院では粉瘤の診察・摘出手術(保険適用)を行っています。
形成外科(大きい・顔面・複雑な部位)
非常に大きい粉瘤・顔面で傷跡に配慮したい場合・癒着が強い場合は形成外科が専門的に対応します。当院では去川俊二医師(埼玉医科大学国際医療センター形成外科 診療部長 教授)をはじめとする複数の日本形成外科学会認定 形成外科専門医が手術を担当・執刀しています。皮膚科専門医(院長・医学博士)が診断し、手術が必要な場合は形成外科専門医が執刀する——大学病院と同様の役割分担を、駅直結のクリニックで受けられる体制です。

根本治療は「袋ごとの摘出手術」

粉瘤の根本的な治療は、袋(嚢腫壁)ごと取り除く摘出手術です。袋を残さず摘出することで再発を防ぎます。手術は局所麻酔で行い、多くの場合20〜30分程度で完了します。傷は縫合し、数日〜1週間後に抜糸します。健康保険が適用され、費用は粉瘤の大きさによって異なります。

なお、小さく症状のない粉瘤は、すぐに手術せず経過観察とすることもあります。また初診当日に手術をする必要はありません。まず診察で粉瘤かどうかを診断し、経過観察か手術かの方針をご相談のうえ、手術する場合はご都合に合わせて日程を決めます。「診断だけしてほしい」というご来院も歓迎です。

「これは粉瘤?ニキビ?」の段階でもご来院ください

予約不要・当日受付・保険適用。粉瘤の摘出手術に対応しています。

しこりの正体が分からないまま来ていただいて大丈夫です。まずは診察でしこりの正体を確認します。手術が必要な場合も、初診当日に必ず行うわけではありません。

📞03-3413-6600 💬 公式LINE
🚉 駒沢大学駅直結 ⏰ 平日 19時まで 📅 土曜 17時まで 🩺 予約不要
月・火・水・金 9:30〜12:00 / 15:00〜19:00
土 9:30〜12:00 / 14:00〜17:00
木・日・祝 休診
〒154-0011 東京都世田谷区上馬3-18-11 エルフレア駒沢3F
🩺 ご来院時にあるとよいもの
  • マイナ保険証または資格確認書
  • お薬手帳(お持ちの方)
  • しこりの大きさの変化が分かる写真(あれば)
  • 赤く腫れた時期や、臭いのある内容物が出た時期のメモ(あれば)

※写真やメモがなくても診察できます。そのままお越しください。

よくある質問

粉瘤の初期症状はどのようなものですか?
皮膚の下に数mm程度の硬いしこりとして始まることが多く、初期は痛みがありません。中央に小さな黒い点が見えることがあります。ニキビと違って数日で消えることはなく、数週間から数ヶ月かけて少しずつ大きくなるのが特徴です。
粉瘤とニキビの見分け方を教えてください。
ニキビは毛穴の炎症で、数日から2週間程度で変化・改善します。粉瘤は皮膚の下に袋状の構造ができる腫瘍で、同じ場所に留まったまま少しずつ大きくなります。押すと臭いのある内容物が出る場合は粉瘤の可能性が高いです。自己判断が難しい場合は皮膚科で診断を受けてください。
粉瘤が臭いのはなぜですか?
袋の中にたまった角質(垢)を中心とした内容物が、皮膚の常在菌によって分解されるためです。押すと独特の臭いのある白から黄色の内容物が出ることがありますが、無理に押し出すと細菌感染から腫れ・痛みにつながるため、触らずに受診してください。
粉瘤は自然に治りますか?
自然に治ることはありません。内容物が出て一時的に小さくなっても、袋が皮膚の下に残っている限り再び大きくなります。根本的な治療は袋ごとの摘出手術です。小さいうちの手術ほど傷も小さく済みます。
小さい粉瘤でもすぐに手術が必要ですか?
必ずしもすぐに手術が必要とは限りません。小さく症状がない場合は経過観察とすることもあります。ただし袋が残る限り自然には消えないため、まず診察で粉瘤かどうかを確認し、経過観察か手術かの方針を決めることをお勧めします。手術する場合も初診当日に必ず行うわけではなく、ご都合に合わせて日程をご相談できます。
粉瘤を潰したら黒い石のようなものが取れました。治りましたか?
治っていません。黒い石の正体は酸化して固まった内容物で、本体である袋は皮膚の下に残っています。時間が経つと再び膨らんでくることがほとんどです。また潰した刺激が細菌感染のきっかけになるため、早めに皮膚科を受診してください。
粉瘤は何科に行けばいいですか?
皮膚科を受診してください。当院では粉瘤の診察・摘出手術(保険適用)を行っています。大きいものや顔面など傷跡に配慮が必要なケースは、去川俊二医師(埼玉医科大学国際医療センター形成外科 教授)をはじめとする複数の形成外科専門医が手術を担当します。予約不要・当日受付が可能です。

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皮膚外科・形成外科 執刀医

当院の皮膚外科・形成外科手術(粉瘤・ほくろ・皮膚腫瘍の切除など)は、去川俊二教授をはじめとする複数の日本形成外科学会認定 形成外科専門医が担当・執刀しています。皮膚科専門医(院長)による診断と、形成外科専門医による手術という役割分担で、診断から手術まで各領域の専門医が対応する体制です。

去川 俊二(さるかわ しゅんじ)
埼玉医科大学国際医療センター 形成外科 診療部長 教授
日本形成外科学会認定 形成外科専門医
日本形成外科学会 再建・マイクロサージャリー分野 指導医

経歴
  • 山形大学医学部医学科 卒業 / 東京大学形成外科医局 入局
  • 自治医科大学 消化器・一般外科、形成外科研修
  • 山梨大学 皮膚科形成外科 / 都立大塚病院 形成外科
  • 東京大学 形成外科 / 国立がんセンター 形成外科 / 自治医科大学 形成外科
  • ドイツ・ミュンヘン ルートヴィヒ・マクシミリアン大学 口腔顎顔面外科
  • 自治医科大学 形成外科を経て、現在:埼玉医科大学国際医療センター 形成外科 診療部長 教授
寺尾 保信(てらお やすのぶ)
がん・感染症センター都立駒込病院 形成再建外科 部長
日本形成外科学会認定 形成外科専門医

主な資格
  • 日本形成外科学会認定 形成外科専門医
  • 日本形成外科学会 皮膚腫瘍外科分野 指導医
  • 日本形成外科学会 再建・マイクロサージャリー分野 指導医
  • 日本形成外科学会 会員・評議員 / 日本マイクロサージャリー学会 会員・評議員
  • 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 会員・評議員
担当医師・診察日は変更となる場合があります。最新の担当医情報は受付にてご確認ください。
監修医師情報
駒沢皮膚科クリニック院長 清水顕医師
清水 顕(しみず あきら)
駒沢皮膚科クリニック 院長/医学博士
医療法人社団 誠清会 理事長
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医

経歴
  • 山梨医科大学医学部(現・山梨大学医学部)卒業 / 同大学皮膚科学教室 入局
  • 同大学 救急部麻酔科にて全身管理を研修
  • がん研究会がん研究所 生化学部にて皮膚がんの発生メカニズムを研究(国内留学)
  • スウェーデン・ルードヴィック癌研究所 研究員(国際共同研究)
  • 山梨医科大学 皮膚科 助手・医局長 歴任
  • 2003年11月 駒沢皮膚科クリニック 開院(開業20年以上)

専門分野

皮膚がん・アトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・掌蹠膿疱症・ニキビ・ニキビ跡・アレルギー性皮膚疾患・美容皮膚科


資格・所属学会
  • 医学博士
  • 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
  • 日本皮膚科学会 会員
  • 日本臨床皮膚科学会 会員
  • 日本アレルギー学会 会員
  • 日本美容皮膚科学会 会員

研究業績
  • 「血小板由来成長因子(PDGF)のシグナル伝達機構および癌化調節機構の検討」により文部科学省 科学研究費助成(平成13〜14年度)
  • 「隆起性皮膚線維肉腫におけるPDGFのシグナル伝達機構および癌化調節機構の検討」により日本皮膚科学会 基礎医学研究費(資生堂寄付)授与(平成14年度)

担当医師より

「ニキビがずっと治らない」と受診されて、診察すると粉瘤だったというケースが外来では非常に多いです。粉瘤はニキビと違って自然には消えず、袋が残る限り少しずつ大きくなります。小さいうちに摘出すれば傷も小さく、局所麻酔の短時間の手術で済むことがほとんどです。診察と手術は同じ日である必要はなく、まず診断だけでも構いません。「これはニキビ?しこり?」と迷っている段階で、お気軽にご来院ください。

本コラムは皮膚科専門医が監修しています。個別の症状・治療方針については、必ず医師の診察を受けた上でご自身でお決めください。(医療広告ガイドライン準拠)

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