シミ取りレーザーの種類・効果・料金|何回で消える?皮膚科専門医が解説|駒沢皮膚科

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シミ取りレーザーの種類・効果・料金|何回で消える?皮膚科専門医が解説

皮膚科専門医 監修 自費診療 最終更新:2026年6月
駒沢皮膚科クリニック院長 清水顕医師
監修:清水 顕(日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医) 医療法人社団 誠清会 駒沢皮膚科クリニック 院長
一般皮膚科・美容皮膚科・アレルギー科

「シミ取りレーザーを受けたいけど、どれを選べばいいか分からない」「何回で消えるの?」「料金はどれくらいかかる?」——シミ取りを検討している方から、このような質問を日々いただきます。

シミ取りレーザーには複数の種類があり、シミの種類・状態によって適切な治療が異なります。間違った治療を選ぶと効果がないだけでなく、悪化することもあります。このページでは、シミ取りレーザーの種類・選び方・効果・料金・回数の目安を皮膚科専門医が詳しく解説します。

📌 このページでわかること
  • シミ取りレーザーの主な種類と特徴
  • シミのタイプ別・状態別の選び方(くっきりシミ vs 肝斑合併)
  • 何回で消えるか・ダウンタイムの目安
  • 料金相場(当院の場合)
  • レーザー治療が向かないシミとその代替治療

シミ取りレーザーの主な種類

🔰 結論:シミのタイプで選ぶ治療が決まります

「結局どれを選べばいいの?」という方のために、先に結論をお伝えします。当院では次の2つで対応しています。

  • くっきりした茶色いシミ(老人性色素斑・そばかす)Qスイッチルビーレーザーでピンポイント照射。1〜3回が目安
  • ぼんやり広がる肝斑・くすみ・色むらフォトフェイシャルM22で顔全体を照射。5〜10回が目安
  • 自分でどちらか分からない・混在している→ まず診察でタイプを診断(自己判断はシミ悪化のリスク)

※「ピコレーザー」を扱う美容クリニックもありますが、当院は皮膚科専門医による診断のもと、保険診療(あざ・肝斑内服)から自費レーザーまで一貫対応できるのが強みです。以下で各治療を詳しく解説します。

シミ取りに使われるレーザー・光治療には複数の種類があります。当院で対応しているのは以下の2つです。

レーザー
Qスイッチルビーレーザー
くっきりしたシミ 老人性色素斑 そばかす ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

694nmの波長がメラニン色素に選択的に反応し、シミの細胞を破壊します。境界がくっきりしたシミ1個〜数個に対して点状に照射する治療です。照射後はかさぶたができ、剥がれ落ちると同時にシミが薄くなっていきます。1〜2回の治療で改善が期待できる場合が多いです。

→ Qスイッチルビーレーザーの詳細・料金はこちら
光治療
フォトフェイシャル M22
肝斑 くすみ・色むら そばかす(広範囲) 赤み・毛穴

IPL(強力パルス光)を顔全体に照射し、メラニン・ヘモグロビンに反応して肌全体のくすみや色むら、肝斑を改善します。基本的にダウンタイムはほぼなく仕事帰りにも通えます。ただし表在性の色素が多い部位では、微細なかさぶた(マイクロクラスト)が生じる場合があります。複数の肌悩みに同時アプローチできるのが特徴です。

→ フォトフェイシャルM22の詳細・料金はこちら

どちらを選ぶか:くっきりシミ vs 肝斑合併

シミ取りで最も重要なのは「正確にシミのタイプを診断すること」です。とくに肝斑(かんぱん)が合併しているケースでは、Qスイッチルビーレーザーを照射すると肝斑が悪化することがあります。

自分のシミはどのタイプ? 選び方ガイド
特徴を確認
境界がくっきり・茶色〜黒色・1個〜数個・頬や手の甲に点状に出ている
老人性色素斑・そばかす系の可能性が高い
推奨治療
Qスイッチルビーレーザーが第一選択。1〜2回での改善が期待できます。
→ ルビーレーザーの詳細はこちら

特徴を確認
境界がぼんやり・左右対称・頬骨あたりにモヤがかかったような茶色み・紫外線や摩擦で悪化する
肝斑・または肝斑合併の可能性が高い
推奨治療
フォトフェイシャルM22が適しています。Qスイッチレーザーは肝斑を悪化させることがあるため禁忌です。
→ フォトフェイシャルの詳細はこちら
→ 肝斑の保険診療についてはこちら

判断できない
くっきりシミと肝斑が混在している場合は、まず皮膚科で視診・診断を受けてください。誤った治療の選択は悪化リスクがあります。
⚠️ 重要:肝斑にQスイッチルビーレーザーを照射すると、色素沈着が悪化することがあります。自己判断でレーザーを選ぶのではなく、必ず皮膚科専門医の診察を受けてから治療を決めてください。

Qスイッチルビーレーザー(くっきりシミに)

どんなシミに向いているか

  • 老人性色素斑——日光性黒子とも呼ばれる。境界くっきり・茶〜黒色
  • そばかす(雀卵斑)——鼻周囲・頬に散在する小さな茶色い斑点
  • ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)——青みがかった灰褐色のシミ

治療の流れ・ダウンタイム

照射直後
照射部位が白くなり(frosting)、その後赤みが出ます。かさぶた(痂皮)が形成されます。
1〜2週間
かさぶたが自然に剥がれ落ちます。無理に剥がすと跡が残るリスクがあります。
かさぶたが取れた後
シミが薄くなっているのを確認できます。一時的に赤みや炎症後色素沈着(PIH)が出ることがあります。
1〜3ヶ月後
肌が落ち着き、効果を最終確認します。必要に応じて追加照射を検討します。

フォトフェイシャル M22(肝斑・広範囲のくすみに)

どんなシミ・肌悩みに向いているか

  • 肝斑——左右対称・境界不明瞭・摩擦で悪化するタイプのシミ
  • くすみ・色むら——顔全体のトーンを整えたい方
  • そばかす(広範囲)——数が多く、レーザー1点ずつでは対応しにくいケース
  • くっきりシミ+肝斑の混在——まず光治療で肌を整えてから判断
  • 毛穴・赤みなど複合的な肌悩み——1回の施術で複数の悩みにアプローチ

フォトフェイシャルの特徴

フォトフェイシャルM22は基本的にかさぶたができないため、ダウンタイムがほぼなく、施術当日からメイクも可能です。仕事帰りや週末に通いやすいのが特徴です。ただし、表在性の色素(くっきりしたシミ・そばかすなど)が多い場合は、照射後に微細なかさぶた(マイクロクラスト)が生じることがあります。マイクロクラストは通常のかさぶたより非常に小さく数日で自然に取れますが、事前にご説明した上で施術を行います。複数回の照射で効果が積み上がっていくタイプの治療で、5〜10回コースを目安にします。

⚠️ 注意:フォトフェイシャルは肝斑に対して有効ですが、照射の強さが適切でないと逆に悪化することもあります。当院では毎回の状態確認を行いながら出力を調整しています。

2つの治療法を比較

比較項目 Qスイッチルビーレーザー フォトフェイシャルM22
向いているシミ くっきりした点状のシミ 肝斑・くすみ・広範囲の色むら
照射範囲 シミ1個ずつ点状に照射 顔全体に照射
かさぶた できる(1〜2週間) 基本的にほぼできない(表在性色素が多い場合はマイクロクラストが生じることあり)
ダウンタイム 1〜2週間(かさぶた期間) ほぼなし(当日メイク可)
治療回数の目安 1〜3回 5〜10回(月1回ペース)
肝斑への安全性 禁忌(悪化のリスク) 適応あり
治療方針 ピンポイントで集中照射 肌全体のトーンアップ

料金・回数の目安(当院の場合)

当院のシミ取りレーザーの料金は以下の通りです。Qスイッチルビーレーザーはシミの大きさで料金が決まる明朗会計です。

治療 料金の目安(税込) 回数目安
Qスイッチルビーレーザー(1cmまで) 11,000円 1〜3回
Qスイッチルビーレーザー(2cmまで) 22,000円 1〜3回
フォトフェイシャルM22(顔全体) → 詳細料金はこちら 5〜10回
(月1回ペース)

※掲載料金は目安です。シミの数・大きさ・状態により変動します。最新の料金・詳細は診察時にお見積もりをお伝えします。シミ取りレーザー治療は自費診療(保険適用外)です。肝斑の一部の内服薬治療(トラネキサム酸)は保険適用の場合があります。

💡 治療費を抑えるポイント
  • シミが少数・明確な場合はルビーレーザーで集中的に対応する方が費用対効果が高い
  • 肝斑・くすみが広範囲にある場合はフォトフェイシャルのコース料金が割安になることが多い
  • まず診察を受け、自分のシミのタイプと最適な治療を確認してから予算を決めることをお勧めします

レーザーが向かないケース

シミのように見えても、レーザー治療が適さない・または慎重に対応すべきケースがあります。

以下に当てはまる場合は事前に必ず診察を
  • 肝斑が合併しているシミ——Qスイッチレーザーで悪化するリスクがあります
  • 炎症後色素沈着(ニキビ跡の茶色み)——レーザーより美白外用薬・フォトフェイシャルが適切な場合が多い
  • 妊娠中・授乳中——治療は原則として控えます
  • 日焼け直後の肌——炎症・色素沈着リスクが高まります。日焼け後1〜2ヶ月は治療を避けます
  • ほくろとの鑑別が必要なシミ——悪性黒色腫(メラノーマ)との鑑別が必要なケースがあります

まず診察で「自分のシミのタイプ」を確認

治療前の診断が最も重要です。予約不要・当日相談可。

「シミかほくろか分からない」「肝斑があるかもしれない」という方も、視診で正確に判断します。治療の前に必ず皮膚科専門医の診察を受けてください。

📞03-3413-6600 💬 公式LINE
🚉 駒沢大学駅直結 ⏰ 平日 19時まで 📅 土曜 17時まで 🩺 予約不要
月・火・水・金 9:30〜12:00 / 15:00〜19:00
土 9:30〜12:00 / 14:00〜17:00
木・日・祝 休診
〒154-0011 東京都世田谷区上馬3-18-11 エルフレア駒沢3F

よくある質問

シミ取りレーザーは何回で消えますか?
シミの種類・大きさ・深さによって異なります。Qスイッチルビーレーザーの場合、老人性色素斑・そばかすは1〜3回で改善が期待できることが多いです。フォトフェイシャルは肝斑・くすみに使用し、効果を実感するまで5〜10回(月1回)が目安です。初回の診察でシミのタイプを確認した上で回数をご説明します。
シミ取りレーザーの料金は1回いくらですか?
当院のQスイッチルビーレーザーは、1cmまで11,000円、2cmまで22,000円(税込)が目安です。シミの数・大きさにより変動します。フォトフェイシャルM22は顔全体の照射料金となります。いずれも自費診療(保険適用外)です。具体的な金額は診察時にお見積もりをお伝えします。
シミ取りレーザーがダメな理由はありますか?
シミのタイプを誤って判断した場合に問題が起きることがあります。特に肝斑が合併しているシミにQスイッチレーザーを照射すると、かえって色素沈着が悪化する場合があります。また日焼け直後・妊娠中は照射できません。事前に皮膚科専門医の診察を受け、正確な診断をもとに適切な治療を選ぶことが最も重要です。
シミ取りレーザーのダウンタイムはどれくらいですか?
Qスイッチルビーレーザーはかさぶたができるため、1〜2週間のダウンタイムがあります。かさぶたが目立つ場合はテープで保護します。フォトフェイシャルは基本的にかさぶたがほぼできず当日からメイク可能ですが、表在性の色素が多い部位では微細なかさぶた(マイクロクラスト)が生じる場合があります。マイクロクラストは数日で自然に取れます。
シミ取りは皮膚科と美容クリニック、どちらがいいですか?
皮膚科専門医が在籍しているクリニックであれば、シミの診断から治療まで一貫して対応できます。大切なのは「シミのタイプをきちんと診断した上で治療を選んでくれるか」という点です。ほくろ・肝斑・炎症後色素沈着など、シミに見えても治療法が異なる疾患がありますので、まず正確な診断を受けることをお勧めします。
肝斑にはどんな治療が向いていますか?
肝斑にはフォトフェイシャルM22による光治療、およびトラネキサム酸の内服・外用が有効です。Qスイッチルビーレーザーは肝斑を悪化させることがあるため使用しません。肝斑は摩擦・紫外線・ホルモンバランスの変化が悪化要因となるため、日常生活のケアと合わせた治療が重要です。詳しくは当院の肝斑専用ページをご参照ください。
ピコレーザーとQスイッチルビーレーザーは何が違いますか?
どちらもメラニンに反応してシミを治療するレーザーですが、照射時間(パルス幅)が異なります。当院ではQスイッチルビーレーザー(694nm)を使用しており、老人性色素斑・そばかす・ADMなどのシミに対応しています。どのレーザーにも向き・不向きがあり、最も大切なのは機器の種類より「シミのタイプを正確に診断した上で適切な治療を選ぶこと」です。皮膚科専門医がほくろ・肝斑との鑑別も含めて診断します。

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監修医師情報
駒沢皮膚科クリニック院長 清水顕医師
清水 顕(しみず あきら)
駒沢皮膚科クリニック 院長
医療法人社団 誠清会 理事長
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医

経歴
  • 山梨医科大学医学部(現・山梨大学医学部)卒業 / 同大学皮膚科入局
  • 同附属病院 救急科麻酔部にて全身管理を習得(研修医時代)
  • がん研究会がん研究所 生化学部 国内留学(皮膚がん発生メカニズム研究)
  • スウェーデン・ルードヴィック癌研究所 留学(国際共同研究)
  • 山梨医科大学附属病院 皮膚科 医局長 歴任
  • 2003年 駒沢皮膚科クリニック 開業(開業20年以上)

専門分野

皮膚がん・アトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・掌蹠膿疱症・ニキビ・ニキビ跡・アレルギー性皮膚疾患・美容皮膚科


資格・所属学会
  • 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
  • 日本皮膚学会 会員
  • 日本臨床皮膚科学会 会員
  • 日本アレルギー学会 会員
  • 日本美容皮膚科学会 会員

研究業績
  • がん研究会がん研究所 生化学部 国内留学(皮膚がん発生メカニズム研究)
  • スウェーデン・ルードヴィック癌研究所 留学(国際共同研究)
  • 平成13〜14年度 文部科学省科学研究費助成(研究代表)
  • 研究テーマ:血小板由来成長因子(PDGF)のシグナル伝達機構および癌化調節機構の検討

監修医師よりコメント

「シミを取りたいのですが、どの治療がいいですか?」という質問は毎日のようにいただきます。シミ治療で最も重要なのは、治療を始める前に「自分のシミが何のタイプか」を正確に把握することです。くっきりした老人性色素斑にはQスイッチルビーレーザーが有効ですが、肝斑が混在しているケースでは同じレーザーが悪化の原因になることがあります。また、ほくろのように見えていても皮膚がんの鑑別が必要なケースもあります。「とりあえずレーザーを当てたい」という前に、ぜひ一度診察を受けていただき、あなたのシミに最適な治療をご提案させてください。

本コラムは皮膚科専門医が監修しています。記載の治療の効果には個人差があり、効果を保証するものではありません。個別の症状・治療方針については、必ず医師の診察を受けた上でご自身でお決めください。掲載している料金・回数はあくまで目安であり、診察の結果により異なる場合があります。(医療広告ガイドライン準拠)

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