飲む日焼け止め(UVlock)の効果・仕組み|塗る日焼け止めとの違い|世田谷区・駒沢皮膚科
飲む日焼け止め(UVlock)の効果・仕組み|塗る日焼け止めとの違いを皮膚科専門医が解説
一般皮膚科・美容皮膚科・アレルギー科
「日焼け止めを塗るのが面倒」「塗り直しができない」「飲む日焼け止めって本当に効くの?」——紫外線が強くなるこの季節、飲む日焼け止めへの関心が高まっています。
飲む日焼け止めは、塗る日焼け止めとは全く異なる仕組みで紫外線ダメージから肌を守るサプリメントです。当院でも「UVlock(ユーブイロック)」を取り扱っています。このページでは飲む日焼け止めの効果・仕組み・塗る日焼け止めとの違い・使い方・シミ予防への活用を皮膚科専門医が詳しく解説します。
- 飲む日焼け止めの仕組みと塗る日焼け止めとの本質的な違い
- 飲む日焼け止めに効果はあるか(正直な評価)
- UVlock(当院取り扱い商品)の特徴・成分
- シミ予防・美容ケアとの組み合わせ方
- 向いている人・向いていない人
- 塗る日焼け止めとの正しい使い分け
飲む日焼け止めとは?仕組みを解説
飲む日焼け止めは、医学的には「経口光防御サプリメント(Oral Photoprotection)」と呼ばれます。薬ではなく機能性成分を含むサプリメントで、内側から紫外線ダメージに対する肌の抵抗力を高めることを目的としています。
- 塗る日焼け止め
- 皮膚の表面で紫外線を物理的・化学的に遮断・吸収する。紫外線が皮膚に到達するのを防ぐ「バリア」の役割。
- 飲む日焼け止め
- 紫外線そのものを遮断するのではなく、紫外線によって発生した活性酸素(フリーラジカル)を抗酸化成分で中和し、炎症・メラニン産生・コラーゲン分解などのダメージを軽減する。
飲む日焼け止めの効果:正直な評価
飲む日焼け止めについては、科学的な根拠の水準に差があります。皮膚科専門医として正直にお伝えします。
- メラニン産生の抑制サポート——ニコチンアミド・ポリポジウムなどの成分が紫外線刺激によるメラノサイト活性化を抑える研究報告あり
- 抗酸化による肌老化の軽減——ビタミンC・E・ポリフェノールが活性酸素を中和し、コラーゲン分解を抑制
- 皮膚の炎症反応の軽減——日焼け後の赤みや炎症を軽減する成分が含まれている
- MED(最小紅斑量)の引き上げ——一部の成分(ポリポジウムルカトモス)では、同じ紫外線量での皮膚反応が軽減されることを示したデータがある
- SPF・PA値のような標準化された遮光指数は存在しない(「SPF相当」という表現に科学的根拠なし)
- 塗る日焼け止めと同等の遮光効果は期待できない
- 商品によって成分・濃度・品質に大きな差がある
結論:塗る日焼け止め+飲む日焼け止めの「重ねづかい」として使うのが最も合理的な活用法です。単独で使うのではなく、塗るケアを土台にした上でのプラスαとして考えてください。
当院取り扱い:UVlock(ユーブイロック)
当院では飲む日焼け止めとしてUVlock(ユーブイロック)を取り扱っています。
- ポリポジウムルカトモス(Polypodium leucotomos)配合——シダ植物由来の天然抗酸化成分。紫外線による酸化ストレスへの抵抗力をサポートする成分として複数の研究報告あり
- メラニン産生抑制をサポート——紫外線刺激によるシミ・くすみの原因に内側からアプローチ
- 飲むタイプで塗り残し・塗り直し不要——露出部位が多い夏・アウトドア・運動時などに特に有用
- 院内でご購入いただけます——診察と合わせてご相談ください
塗る日焼け止めとの比較・使い分け
| 比較項目 | 塗る日焼け止め | 飲む日焼け止め |
|---|---|---|
| 作用の仕組み | 皮膚表面で紫外線を物理的・化学的に遮断 | 抗酸化成分で内側からダメージを軽減 |
| 遮光効果 | 高い(SPF・PA値で定量化可能) | 直接遮断しない(補助的) |
| 塗り直し | 2〜3時間ごとに必要 | 不要(内服なので継続性あり) |
| 全身への効果 | 塗った部位のみ | 全身に作用 |
| 目周り・頭皮への対応 | 難しい | 可能 |
| 白浮き・ベタつき | あることがある | なし |
| シミ予防への効果 | 遮断によって間接的に予防 | メラニン産生抑制をサポート |
推奨する使い分け方
- 基本:SPF30以上・PA+++の塗る日焼け止めを毎日使う(これは省略できない)
- プラスα:飲む日焼け止め(UVlock)を毎日内服してダメージ軽減を内側からサポート
- アウトドア・長時間外出時:塗る日焼け止めの塗り直しを徹底した上で飲む日焼け止めを併用
- シミ治療後:レーザー後・フォトフェイシャル後の色素沈着予防に特に有効
シミ予防・美容ケアとの組み合わせ
飲む日焼け止めは単独で使うよりも、美容皮膚科治療と組み合わせることで最大限の効果を発揮します。
シミ取りレーザー・フォトフェイシャル後のケアに
Qスイッチルビーレーザーやフォトフェイシャルの施術後は、肌が紫外線に非常に敏感な状態になります。この時期に塗る日焼け止め+飲む日焼け止め(UVlock)を組み合わせることで、施術後の色素沈着・炎症後色素沈着(PIH)のリスクを軽減できます。
日常の美容ケアに取り入れる
毎日の紫外線ダメージが積み重なると、老人性色素斑(シミ)・小じわ・くすみ・毛穴の目立ちにつながります。飲む日焼け止めを習慣化することで、日々の紫外線ダメージを内側から軽減し、シミができにくい肌を保つサポートになります。
- ① まず塗る日焼け止め(最重要・省略不可)
- SPF30以上・PA+++を毎日、曇りの日・室内でも使用する
- ② 飲む日焼け止め(UVlock)を加える
- 内側からのダメージ軽減・シミ予防のサポートとして
- ③ 美容皮膚科治療(既にあるシミへのアプローチ)
- フォトフェイシャル・ルビーレーザーで既存のシミを改善し、日焼け止めで再発を防ぐ
向いている人・向いていない人
- 日焼け止めを塗り直せない職業・環境の方——屋外作業・スポーツ・接客業など
- シミ・くすみが気になり始めた方——30〜50代の方に特に
- フォトフェイシャル・レーザー施術後の方——再色素沈着予防として
- 日焼け止めのベタつき・白浮きが苦手な方——目周り・頭皮など塗りにくい部位のカバーとして
- 美容意識が高く紫外線対策を徹底したい方——塗るケアへのプラスαとして
- 妊娠中・授乳中の方——服用前に医師にご相談ください
- サプリメント・薬を複数服用中の方——相互作用の確認が必要な場合があります
- 「飲めば日焼けしない」と思っている方——塗る日焼け止めの代替にはなりません
UVlock・シミ対策のご相談は駒沢皮膚科へ
院内でUVlockを取り扱っています。フォトフェイシャル・ルビーレーザーとの組み合わせもご相談ください。
「今あるシミを治療したい」「これ以上シミを増やしたくない」どちらもお気軽にご来院ください。
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医療法人社団 誠清会 理事長
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
- 山梨医科大学医学部(現・山梨大学医学部)卒業 / 同大学皮膚科入局
- 同附属病院 救急科麻酔部にて全身管理を習得(研修医時代)
- がん研究会がん研究所 生化学部 国内留学(皮膚がん発生メカニズム研究)
- スウェーデン・ルードヴィック癌研究所 留学(国際共同研究)
- 山梨医科大学附属病院 皮膚科 医局長 歴任
- 2003年 駒沢皮膚科クリニック 開業(開業20年以上)
皮膚がん・アトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・掌蹠膿疱症・ニキビ・ニキビ跡・アレルギー性皮膚疾患・美容皮膚科
- 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
- 日本皮膚学会 会員
- 日本臨床皮膚科学会 会員
- 日本アレルギー学会 会員
- 日本美容皮膚科学会 会員
「飲む日焼け止めを飲んでいれば日焼け止めを塗らなくていいですか?」——よく受けるご質問です。答えはNOです。飲む日焼け止めは紫外線を遮断するものではなく、あくまで内側からダメージを軽減するサポートです。ただし、塗る日焼け止めとの組み合わせで使うことで、より高い紫外線対策になることは確かです。特にフォトフェイシャルやシミ取りレーザーの後は肌が敏感になっているため、この時期に「塗る+飲む」の二重対策を取ることをお勧めしています。当院でもUVlockを取り扱っていますので、シミ治療・美容ケアと合わせてご相談ください。
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