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多汗症の治療|脇汗・手汗は保険適用の塗り薬に対応
足・顔・頭の汗もご相談ください
一般皮膚科・美容皮膚科・アレルギー科|最終更新日:2026年7月14日
「脇汗でシャツの色が選べない」「手汗で書類やスマホが濡れる」「制汗剤では抑えられない」——多汗症のお悩みで受診される方が増えています。多汗症は皮膚科で治療を相談できる病気です。脇の原発性腋窩多汗症と手のひらの原発性手掌多汗症には、診断条件を満たした場合に使用できる保険適用の塗り薬があります(すべての部位・治療が同じ条件で保険適用になるわけではありません)。
当院は駒沢大学駅直結・予約不要。診察の結果により、初診当日から処方できる場合もあります。
- 脇汗・手汗の保険適用外用薬に対応——診断条件を満たした場合、抗コリン外用薬(脇:ゲル/ワイプ、手:ローション)を処方できます
- 脇のボトックス注射にも対応(自由診療)——外用薬で十分な効果が得られない場合など、ご希望に応じて実施しています(適応は診察で判断します)
- 続発性多汗症の可能性を確認——甲状腺疾患や糖尿病などが関係する汗でないか、皮膚科専門医・医学博士の院長が診察で評価し、必要に応じて検査・紹介を行います
- 予約不要・初診当日から診察——診察結果と薬剤の状況により、当日処方が可能な場合もあります
- 平日19時まで・土曜17時まで——仕事帰り・学校帰りに通いやすい診療時間です
- 「これって多汗症?」でも大丈夫——汗の量が病気かどうか分からない段階でも、そのままご来院ください
多汗症の治療と保険適用について
多汗症は「体質」や「汗っかき」として我慢されがちですが、日常生活に支障をきたす過剰な発汗は治療の対象となる皮膚科の病気です。特に脇(腋窩多汗症)と手のひら(手掌多汗症)については、2020年以降に保険適用の外用薬が承認されており、診断条件を満たした場合に「塗り薬で汗を抑える」治療を健康保険で受けられます。
受診の目安は「汗のせいで困っていること」があるかどうかです。着る服を選べない、握手や手をつなぐことを避けてしまう、紙やスマホが濡れる、人前で汗が気になって集中できない——こうした支障があれば、汗の量の多い少ないにかかわらず受診する価値があります。
当院の治療方針(保険適用の薬)
脇汗(原発性腋窩多汗症)の外用薬
脇の多汗症には、汗を出す神経の伝達をブロックする抗コリン外用薬を処方します。当院では以下の2剤に対応しており、塗り心地や生活スタイルに合わせて選択できます。いずれも保険適用です。
| お薬 | タイプ・使い方 |
|---|---|
| ソフピロニウム臭化物ゲル (販売名:エクロックゲル) |
塗るゲルタイプ。1日1回、手に直接取らず専用アプリケーターで脇に塗布します。手に付いた場合はすぐに洗い流してください。2020年に承認された、脇の多汗症に対する国内初の保険適用外用薬です。 |
| グリコピロニウムトシル酸塩水和物ワイプ (販売名:ラピフォートワイプ) |
拭き取りシートタイプ。1日1回、1包の不織布1枚で両脇に塗布します(1回使い切り)。使用後はすぐに手を洗ってください。 |
手汗(原発性手掌多汗症)の外用薬
オキシブチニン塩酸塩ローション(販売名:アポハイドローション)を処方します。2023年に承認された、手のひらの多汗症に対する国内初の保険適用外用薬です。1日1回就寝前に手のひらに塗布し、起床後に洗い流します。塗った手で眼・口・鼻などに触れないよう手順を守る必要があり、使い方は診察時にご説明します。
飲み薬(内服の抗コリン薬)
プロパンテリン臭化物(販売名:プロバンサイン)は、多汗症に保険適用のある内服の抗コリン薬です。顔・頭・全身など塗り薬でカバーしにくい部位の発汗で検討する場合があります。口の渇き・便秘・眼のかすみ・排尿への影響などの副作用があり、緑内障・前立腺肥大などによる排尿障害・重い心疾患のある方などには使用できません。適応と服用方法は診察で判断します。
- 薬が手や眼に付かないよう、製剤ごとの使い方を守ってください(ゲルは専用アプリケーターを使用して手に取らない/ワイプは使用後すぐに手洗い)。眼に付くと、まぶしさ・かすみ・瞳孔が開くなどの症状が出ることがあり、症状がある間は車の運転などは控えてください
- 塗った部位のかゆみ・赤み・かぶれが出ることがあります。傷や湿疹のある部位には使用しないでください
- 閉塞隅角緑内障・前立腺肥大などによる排尿障害のある方は使用できません(診察時に確認します)
- 汗を抑えることで体温がこもりやすくなるため、暑い環境や運動時は熱中症に注意してください
- 妊娠中・授乳中の方、他の薬を使用中の方は診察時にお申し出ください
院内販売の制汗用医薬部外品
処方薬が肌に合わない方などには、院内販売の制汗用医薬部外品D-bar(スティックタイプ)・D-tube(クリームタイプ)をご案内する場合があります。焼ミョウバン(乾燥硫酸アルミニウムカリウム)と殺菌成分を配合した医薬部外品で、処方薬ではなく健康保険は適用されません。処方薬との併用を希望する場合は、使用部位や皮膚の状態によって使い方が異なるため、診察時にご相談ください。
多汗症の治療には、外用薬・内服薬のほか、ボツリヌス毒素製剤による治療(ボトックス注射)、イオントフォレーシス、手術(交感神経遮断術)などがあります。当院では、外用薬で十分な効果が得られない場合などに、ご希望に応じて脇(腋窩)へのボツリヌス毒素製剤による治療に対応しています(自由診療・保険適用外)。注射部位の痛み・腫れ・内出血などが起こることがあり、効果は一時的なため、継続する場合は再注射が必要です。適応・費用・注射の間隔は診察でご説明します。なお、手のひらへの注射は行っていません。手術(交感神経遮断術)は代償性発汗などのリスクを含め専門施設で慎重に検討される治療で、当院では実施しておらず、検討が適する場合は実施医療機関をご紹介します。
「病気が隠れた汗」の確認(続発性多汗症)
多汗の背景に、甲状腺機能亢進症(バセドウ病)・糖尿病・更年期障害・感染症・薬の副作用などが隠れていることがあります(続発性多汗症)。特に「大人になってから急に汗が増えた」「全身に汗をかく」「寝ている間の汗(寝汗)がひどい」という場合は、汗そのものではなく原因となる病気の検索が優先です。
当院では、皮膚科専門医・医学博士の院長が問診・診察で続発性多汗症の可能性を確認し、必要に応じて血液検査や内科など専門診療科への受診をご案内します。「汗を止める」前に「なぜ汗が出るのか」を確認する——この順序を大切にしています。
初診から治療までの流れ
駒沢大学駅東口から直通エレベーターで3階へ。保険証(マイナ保険証)をお持ちください。待ち時間の目安は受付時にお伝えします。
汗の部位・程度・生活への支障、発症時期やご家族の状況を伺い、多汗症かどうか、続発性多汗症の可能性がないかを診断します。
部位と重症度に合わせて、保険適用の条件・使い方・副作用をご説明し、外用薬・内服薬を検討します。診察結果と薬剤の状況により、当日処方できる場合もあります。
汗の変化・副作用の有無を確認し、お薬の継続・変更を判断します。効果の出方には個人差があります。
多汗症の外用薬は、続けることで汗をコントロールする治療です。季節や生活の変化に合わせて処方を調整していきます。
費用・保険適用について
多汗症の診察には健康保険が適用されます。処方薬は、診断条件を満たした場合に保険適用となります。以下は3割負担の場合の目安です。
| 項目 | 費用の目安(3割負担) |
|---|---|
| 初診料 | 約870円 |
| 再診料 | 約380円〜 |
| 処方箋料 | 約200円 |
| お薬代(調剤薬局) | 処方内容により別途 |
| D-bar/D-tube(院内販売の医薬部外品・保険適用外) | D-bar 1,650円/D-tube 1,980円(税込) |
※費用は目安です。検査の有無・処方内容・加算により変動します。1割・2割負担の方は上記より安くなります。薬剤費は調剤薬局で別途かかります。院内販売の医薬部外品、およびボツリヌス毒素製剤による治療(当院では自由診療)は保険適用外です。料金は変更となる場合があります。最新の費用は診察時にご確認ください。
「体質だから」と我慢している汗、治療できます
予約不要・当日受付。
「これって多汗症なの?」という段階でも大丈夫です。汗の悩みをそのままお聞かせください。
03-3413-6600 公式LINEはこちら※診察結果や薬剤の状況により、受診当日の処方をお約束するものではありません。
土 9:30〜12:00 / 14:00〜17:00
木・日・祝 休診
〒154-0011 東京都世田谷区上馬3-18-11 エルフレア駒沢3F
多汗症について詳しく知りたい方へ
多汗症の原因・セルフチェック・似ている皮膚の病気については、専門医監修のコラムで詳しく解説しています。
よくある質問
医療法人社団 誠清会 理事長
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
- 山梨医科大学医学部(現・山梨大学医学部)卒業 / 同大学皮膚科学教室 入局
- がん研究会がん研究所 生化学部にて皮膚がんの発生メカニズムを研究(国内留学)
- スウェーデン・ルードヴィック癌研究所 研究員(国際共同研究)
- 山梨医科大学 皮膚科 助手・医局長 歴任
- 2003年11月 駒沢皮膚科クリニック 開院(開業20年以上)
皮膚がん・アトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・掌蹠膿疱症・ニキビ・ニキビ跡・アレルギー性皮膚疾患・美容皮膚科
- 医学博士
- 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
- 日本皮膚科学会 会員
- 日本臨床皮膚科学会 会員
- 日本アレルギー学会 会員
- 日本美容皮膚科学会 会員
- 「血小板由来成長因子(PDGF)のシグナル伝達機構および癌化調節機構の検討」により文部科学省 科学研究費助成(平成13〜14年度)
- 「隆起性皮膚線維肉腫におけるPDGFのシグナル伝達機構および癌化調節機構の検討」により日本皮膚科学会 基礎医学研究費(資生堂寄付)授与(平成14年度)
「脇汗で服の色が選べない」「手汗で握手をためらってしまう」——何年もひとりで悩み続けてから、ようやく受診される方がとても多い病気です。この数年で保険適用の塗り薬が相次いで登場し、多汗症の治療は大きく変わりました。汗の悩みは「体質」ではなく、皮膚科で治療できる症状です。また、汗の裏に甲状腺の病気などが隠れていることもあり、その見極めも私たち皮膚科専門医の仕事です。「病院に行くほどではないかも」と迷っている方こそ、まずお気軽にご来院ください。
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予約不要・保険診療対応
汗の悩みは、我慢する期間が長いほど生活の制約も積み重なります。気になった時点で一度ご相談ください。
03-3413-6600 公式LINEはこちら土 9:30〜12:00 / 14:00〜17:00
木・日・祝 休診
〒154-0011 東京都世田谷区上馬3-18-11 エルフレア駒沢3F






【美容施術時間】
▲=土曜午後/14:00〜17:00











