ヘルペスの市販薬|アラセナS・アクチビアと処方薬の違い・選び方|駒沢皮膚科クリニック
ヘルペスの市販薬(アラセナS)|処方薬との違いを皮膚科専門医が解説
「ヘルペスの市販薬はどれを選べばいい?」「処方薬との違いは?」「薬局で買えない場合があるの?」——ヘルペスの市販薬にはいくつかの重要な制約があり、処方薬とは効果に大きな差があります。
市販薬の種類と特徴
ヘルペスの市販薬は全て外用薬(塗り薬)です。内服薬は市販されておらず、処方薬でしか手に入りません。
| 商品名 | 有効成分 | 特徴 |
|---|---|---|
| アラセナS(佐藤製薬) | ビダラビン | クリームとジェルの2タイプ。最も知名度が高い |
| アクチビア軟膏(GSK) | アシクロビル | 処方薬ゾビラックスと同じ成分。軟膏タイプ |
| ヘルペシアクリーム(大正製薬) | アシクロビル | クリームタイプ。アクチビアと同成分 |
軟膏とクリーム、どちらを選ぶ?
同じ成分でも「軟膏」と「クリーム」があり、迷う方が多いところです。効果に大きな差はありませんが、使用感と適した時期に違いがあります。
| タイプ | 特徴 | 向いている時期・場面 |
|---|---|---|
| 軟膏 | 油性で刺激が少なく、患部を保護する。べたつきやすい | 水ぶくれが破れてジュクジュクした時期。刺激に敏感な方 |
| クリーム | のびがよく、べたつかずサラッとする | 前兆期〜水疱期の早い段階。日中で目立たせたくない時 |
※いずれも再発時のセルフケア用です。塗り薬は症状のある部分にしか効かないため、早く・しっかり治したい場合は内服薬(処方薬)が適しています。
薬局で買える条件・買えないケース
ヘルペスの市販薬は「再発」の方しか購入できません。これは法律(OTC医薬品の販売ルール)で定められています。
- 初めてヘルペスの症状が出た方——過去に医師の診断を受けていない場合、薬剤師は販売できません
- 症状が「ヘルペスかどうか」確信が持てない方——自己判断での購入は推奨されません
- 目の周りに症状がある方——角膜ヘルペスのリスクがあり、市販薬の対象外
- 広範囲に症状がある方——市販外用薬では対応困難
市販薬と処方薬の違い
| 項目 | 市販薬(外用薬のみ) | 処方薬(内服薬+外用薬) |
|---|---|---|
| 薬の形態 | 外用薬(塗り薬)のみ | 内服薬が基本+外用薬は補助 |
| 効果の範囲 | 塗った部分にのみ作用 | 内服薬は体内全体でウイルス増殖を抑制 |
| 前兆期の効果 | 限定的(塗っても水ぶくれが出ることが多い) | 内服薬なら水ぶくれが出ないこともある |
| 購入条件 | 再発の方のみ・薬剤師の確認が必要 | 初感染・再発ともに処方可能 |
| 費用 | 1本 800〜1,200円程度(自費) | 初診+内服薬5日分で約2,500〜3,500円(3割負担・院外処方) |
| PIT療法 | 不可 | 可能(ファムビル・アメナリーフを事前に手元に持てる) |
結論:処方薬(内服薬)の方が効果が高い。市販の外用薬は「塗った部分にしか効かない」のに対し、処方薬の内服薬は体内全体でウイルスの増殖を抑えます。薬剤費自体は保険適用で安く、再発を繰り返す方は市販薬を何度も買うより結果的にお得です。
市販の塗り薬で対処される方が多いですが、塗り薬は「ウイルスが皮膚で増殖している部分」にしか効きません。ヘルペスウイルスは神経節から再活性化して皮膚に出てくるため、外用薬だけでは根本的な抑え込みが不十分です。
内服薬なら血中に有効成分が行き渡り、ウイルスの増殖を体全体で抑えられます。前兆期に内服薬を飲めば水ぶくれが出ないこともありますが、外用薬だけでそこまでの効果は期待できません。「ヘルペスが出たら市販薬を塗る」を毎回繰り返すより、皮膚科で内服薬を処方してもらう方が結果的に早く治り、費用も安く済みます。
市販薬をやめて皮膚科に行くべきタイミング
- 初めてヘルペスが出た(市販薬は買えない+初感染は重症化リスク高い)
- 市販薬を塗っても改善しない・広がる
- 年に3回以上再発する(PIT療法で事前に薬を持てる)
- 目の周りにヘルペスが出た(角膜ヘルペスのリスク→すぐ受診)
- 早く治したい(内服薬の方が早く治る)
- ヘルペスかどうか分からない
夜間・休日に急にピリピリしたら?——だからこそPIT療法
ヘルペスの再発は、「夜中や休日に急にピリピリしてきたのに病院は閉まっている」というタイミングで起こりがちです。前兆期に薬を飲めるかどうかが治りの早さを左右するのに、受診を待つ間に水ぶくれが出てしまう——これが市販薬での対処の一番もどかしいところです。
そこで再発を繰り返す方に有効なのがPIT療法です。あらかじめ抗ウイルス薬(内服薬)を処方してもらい手元に持っておき、前兆を感じたらその場ですぐ飲む方法です。夜間でも休日でも、病院を待たずに適切なタイミングで治療を始められます。市販の塗り薬では得られない、内服薬による早期治療を自分のタイミングで行える点が大きな利点です。年に複数回再発する方は、一度皮膚科でPIT療法をご相談ください(保険適用)。
市販薬で対処しきれないヘルペスはご相談ください
予約不要・当日処方・保険適用。市販薬より効果の高い内服薬を処方します。
「初めてヘルペスが出た」「市販薬が効かない」「再発を繰り返す」方はお気軽にご来院ください。
03-3413-6600 💬 公式LINE土 9:30〜12:00 / 14:00〜17:00
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〒154-0011 東京都世田谷区上馬3-18-11 エルフレア駒沢3F
よくある質問

日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
ヘルペスが出るたびに市販の塗り薬で対処される方が多いですが、塗り薬と飲み薬では効果の差が歴然です。飲み薬は前兆期に飲めば水ぶくれが出ないこともあり、PIT療法なら受診を待たずにすぐ飲めます。薬剤費は保険適用で安く済みます。「毎回市販薬を塗って1〜2週間我慢する」を繰り返すより、一度皮膚科で内服薬を処方してもらった方が結果的に楽で、再発を繰り返す方ほどお得です。
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【美容施術時間】
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